Chinna Gounder
| Vijaykanth, Saleem Ghouse, Goundamani, Sentil | R.V.Udayakumar | Ilaiyalaja |
| Sukanya, Manarama | 1991 |



【ストーリー】
ヴィジャイカーント(ガウンドレー)は、村での信頼の厚い、名士である。村には、いつも問題を起こす、親戚のサレーム・グーセがいた。ある日、サレーム・グーセの起こした問題で村の集会が行われる。そこで、ヴィジャイカーントは、公平な裁きをするものの、サレーム・グーセからの恨みを買うことになってしまう。 村には、貧しい羊飼いのスカーンニャがいた。彼女は、飾り気のない女性で、名士であるヴィジャイカーントや、その母親であるマノラマにも物怖じしない。ある日、マノラマは、蛇に噛まれる。スカーンニャは、すばやく適切な処理で、マノラマの命を助ける。ヴィジャイカーントは、そのお礼のために、大金を持って、彼女を訪ねるものの、彼女は、心だけで良いからと、受け取らない。いつもは、お転婆とも言えるスカーンニャの清さに、ヴィジャイカーントは、心打たれるのであった。 スカーンニャの下には、妹が住むようになっていた。その妹に、サレーム・グーセの手下が目をつける。妹を守るために、スカーンニャは、その手下といざこざを起こしてしまう。そのことで、彼女は、窮地に陥るものの、逆にそのことを機に、スカーンニャとヴィジャイカーントは、結婚することになる。 二人は、スカーンニャの妹とマノラマの4人で、幸せに暮らすようになる。 そんなある日、村で、土地の落札が行われる。サレーム・グーセとヴィジャイカーントは、その土地を争うものの、ヴィジャイカーントが落札する。サレーム・グーセは、逆恨みし、その土地を水浸しにする。その制で、その土地に住んでいた人々の家は水没してしまい、多くの家畜が、死んでしまう。そして、その責任を全て、ヴィジャイカーントのせいにするのであった。 その理不尽ないきさつの事実を、サレーム・グーセの娘である従妹に知らされたスカーンニャは、怒りのあまり、サレーム・グーセの手下を殺してしまう。警察に捕まったスカーンニャから、事実を聞かされたヴィジャイカーントは、サレーム・グーセを襲いに行く。しかしそこでは、従妹の成人を祝う式が行われており、ヴィジャイカーントは、我を取り戻すのであった。実は、従妹の成人を祝っていたのは、形だけのものであった。今となっては従妹は、継母である彼ら夫婦にとっては、単なる邪魔者でしかなかった。 ヴィジャイカーントと、マノラマは、スカーンニャを救うために手を尽くす。その時、スカーンニャの妹が、妊娠していることが発覚する。その相手は、誰であるか、村人は追及する。それに対し、ヴィジャイカーントは、自分がやったという。そして、マノラマは、ヴィジャイカーントを勘当するのであった。 やがて、スカーンニャの妹は出産することになり、同時にスカーンニャも釈放される。スカーンニャの妹は、出産する。しかし、本当の父親は、スカーンニャが殺してしまった相手であり、ヴィジャイカーントは、自分自身を守ってくれるために、敢えて、罪を被ってくれたのだとの真実を語り、息絶えてしまう。そして、その頃、ヴィジャイカーントは、全ての悪事を後ろで、操っていたのが、サレーム・グーセであったことを知る。 サレーム・グーセは、従妹を殺すことにする。そして、邪魔な存在である、スカーンニャも同時に殺すことにする。しかしそこに、ヴィジャイカーントが駆けつけ、彼女達を助ける。そして、命乞いをしたサレーム・グーセは、村人の前で、スカーンニャの殺した相手は、実は、深手ではなかったのであり、自分が殺したことなど全ての真実を白状するのであった。 |
【コメント】
| 農村の風景が描かれる前半は、非常に素晴らしい作品。後半、スカーンニャが、殺人を犯してからは、少々消化不良の部分が残るものの、引き付ける力はある。ラジニの『ヤジャマン』と同じ監督であり、ある意味では雛型になっていることが解る。 音楽とダンスシーンも良く、特に前半の曲は良い。 |
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