Kasi
| Vikram, Rajeev, Manivannan, Vinu Chakravarthy, Chandrasekhar, 'Thalaivaasal' Vijay | Vinayan | Ilaiyaraja |
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Kaveri, Kavya Madhavan, Aishwarya, Vadivukkarasi
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2001 |




【ストーリー】
| 盲目のヴィクラム(カーシー)は、盲目ゆえの辛い日々を穏やかに、そして思いやりに満ちた心で、歌い上げるストリート・ミュージシャンである。彼は、足が不自由で身動きの取れず、いつも飲み明かしている父のヴィヌ・チャクラヴァルティ、病気がちで外に働きに出れない母のヴァーディバッカラーシ、そして、目に入れても痛くないほど可愛がっている妹のカヴヤ・マーダンらと暮らしていた。家の中では、彼がほとんど唯一の稼ぎ手であった。そしてヴィクラムが、町に稼ぎに行く時、必ず渡らなければならない不安定な橋があった。その橋の近くの家に住んでいるカーヴェリは、聾唖であったものの、ヴィクラムとその妹と幼馴染で仲が良かった。そこで、いつもヴィクラムの導きになっているのであった。ヴィクラムは、彼女と結婚することを夢見ているのであった。 町に行く途中でも、素晴らしい人間性のヴィクラムは、皆から愛されていた。もちろん、盲目であるがゆえに、悲しい出来事が会っても、彼は全てを受け入れる心の豊かさを持っていた。町には、マニヴァンナンが店を出しており、そこを拠点にヴィクラムは、唄を歌って稼いでいた。 しかしヴィクラムには、粗暴な兄、ターライヴァーサル・ヴィジャイがいた。いつも彼は、唄を歌い、やっと稼いだヴィクラムの稼ぎを横取りし、ヴィクラムを足蹴にしていた。それでもヴィクラムは、家で待っている家族を思い歌い続けていた。そのことを母親は、知り、ヴィクラムの孝行ぶりに涙するのであった。 ヴィクラムの村にデリーから、村の大金持ちで議員を務めていたラジーヴが帰ってくる。ラジーヴは、村に大臣のボンボン息子のチャンドラシェカールと妻のアイシュワリヤを招待していた。二人は、ラジーヴの誘いで、村ののんびりとした日々を送ることにしていたのであった。ラジーヴは、村の貧しい人たちに、優しく対し続け、お金を都合したりすることで、神のように慕われていた。 その頃、ヴィクラムの家では、嫁いだ姉が、持参金が少ないことを理由に、離縁を求められていた。もちろん、ヴィクラムの家族には、そのようなお金はなく、窮してしまう。しかし、ラジーヴの下へ話を持っていくことで、お金を都合することが出来、万事丸く収まり、大喜びする。それどころか、ラジーヴは、ヴィクラムをアメリカから来た腕の良い医者の診察を受けさせる。そのことで、ヴィクラムは、移植手術で視力を戻すことができることを知る。そしてラジーヴはその助力を惜しまないと言ってくれる。目が見えると希望に燃えるヴィクラムに対し、父親は彼ばかりが障害を直すことに憤り、憎まれ口を言って罵るのであった。 ラジーヴとチャンドラシェカール達は、デジカメを持って村の探索をする。その時、カヴヤ・マーダンとカーヴェリが沐浴しているのを見つける。そして、チャンドラシェカールは、彼女たちをレイプすることを思いつく。その誘いにラジーヴも乗る。ラジーヴは、彼女たちを家に呼び寄せ、薬を飲まし、犯してしまう。そして、ヴィクラムの手術をしてあげることをネタに、口止めするのであった。 純朴なカヴヤ・マーダンとカーヴェリは、ショックの余り自殺を考えるが、ヴィクラムの手術のことなどを言い含められてしまったため、嘆き続けるしかなかった。その二人を、ラジーヴ達は、巧妙に縛り付けていく。まず、粗暴な兄に金を渡し取り込んで、カヴヤ・マーダンを家で働かせようとする。彼女は拒否し、兄に罵られるものの、ヴィクラムは、彼女の気持ちを尊重し、難を逃れる。 その思い悩むカヴヤ・マーダンをアイシュワリヤが見つけ話し掛ける。実は、アイシュワリヤは、雇われて妻として振舞っているだけで、元々は貧しい出であった。そればかりか、カヴヤ・マーダンと同様の仕打ちを受け、今の仕事についていた。そして、彼女は、田舎の家族が仕送りなどで幸せにしていることだけを思い、仕事を続けていたのであった。そのことを彼女に話し、慰めるのであった。 そんなカヴヤ・マーダンに縁談が舞い込む。縁談の話は、上手く進むもののもう既に処女ではないカヴヤ・マーダンは、悩みを深くする。そして、縁談の相手が余りにも心優しいことが余計に彼女を傷つけてしまう。その彼女にラジーヴは、再び、家に来るように催促する。彼女は、拒否するものの、今度は、手術もしてくれ、何事にも助力を惜しまないラジーヴのことを褒め称えるヴィクラムの姿を見て、再び、ラジーヴ達の罠へと嵌っていくのであった。 |
【コメント】
| 非常にテーマとして重い作品。前半ののどかで、人々の思いやりが感じられ、染みる場面が多い。イライヤラージャの音楽は秀逸。主人公の純粋な心を持ったカーシーの役を見事に演じたヴィクラムは、素晴らしいの一言。インドの田舎から漏れ伝わってくることのある、持参金の問題や、レイプの問題など問い掛けてくる部分は多い。元々は、国家映画賞で≪Sethu≫と主演俳優賞を争い、見事受賞したマラヤーナム映画≪Vasanthiyum Lakshmiyum Pinne Njanum≫のリメイク作品。 |
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