Kodi Parakkuthu

Rajinikanth, Manivannan, Janakaraj Bharatharaja Ilaiyaraja
Amala, Sujatha, Bhagya 1988

   

   

   


【ストーリー】

 乞食のなりをしたスジャータは、ガンジーの銅像の前にいた。そのガンジーの銅像は、彼女にとって、決して記されてはならない人物によって立てられたものであった。彼女は、その銅像のネームプレートを叩き壊すのであった。

 その銅像を建立したのは、マニヴァンナンであった。彼は、政治家となって権勢を誇っていた。しかし彼は、その裏の顔を知った町の用心棒を殺害する。スジャータは、その殺害された遺体を見て、不憫に思うのであった。

 町では、用心棒の後継者を募る大会を行っていた。その大会で、ラジニ(ダーダ)が優勝し、誰もがラジニ(ダーダ)に一目置くようになる。そのラジニが町を歩いていた時に、マニヴァンナンの娘のアマラが、ラジニの顔にアイスリームを付けてしまう。それに対し謝ろうともしないアマラをラジニは追い詰めて、キスでそれを取るように言うのであった。

 その頃警察では、一人の警官が働いていた。ラジニ(シヴァギリ)であった。正義感に溢れ働いていた彼は、子供の時に母親と生き別れ、いまだに母を捜しつづけてもいた。職務をこなしている間に、彼は、マニヴァンナンの裏の顔に薄々気づくようになる。しかし、上司は、その操作に深入りし過ぎないように忠告するのであった。

 ラジニ(ダーダ)に侮辱されたと感じていたアマラは、彼に仕返ししようとするが、雇った用心棒は逆に木に逆さ釣りにされてしまう。誰もラジニ(ダーダ)を恐れて、用心棒をおろそうとしない。そこに、ラジニ(シヴァギリ)がやって来て彼を助ける。その姿にアマラは一目惚れしてしまうものの、ラジニ(シヴァギリ)の態度はつれないものであった。

 ラジニ(シヴァギリ)の捜査に怒ったマニヴァンナンは、ラジニ(ダーダ)を雇ってラジニ(シヴァギリ)を殺害しようとする。屋敷に招待されたラジニ(ダーダ)は、マニヴァンナンの娘がアマラであることを知って大喜びする。そして、アマラがその報酬であるならば、仕事を請け負うという。しかし、マニヴァンナンにはそれはできないことであった。

 町の片隅でひっそりと夜を過ごしていたスジャータは、自分たちの家族が離れ離れになったときのことを思い出していた。彼女の夫は、テロリストを逮捕した英雄であった。しかしその逮捕の際、彼は歩けなくなっていた。彼は皆から尊敬されていたが、独立記念日の前日に脱走したテロリストによって、殺害されてしまう。その時、スジャータは、一人息子とも離れ離れになってしまっていた。そしてその一人息子は、いまや警官として働き、母を捜しつづけているラジニ(シヴァギリ)であった。

 マニヴァンナンは、警察官の表彰に出席する。しかしそこで、スジャータの父が殺された事件に遭遇していた警官によって、その裏の顔を追求される。そしてラジニ(シヴァギリ)は、マニヴァンナンを裁判にかけるものの、マニヴァンナンはまんまと無罪となる。そしてマニヴァンナンは、ラジニ(ダーダ)を呼び、アマラとの結婚を認め、ラジニ(シヴァギリ)を殺害を決心する。

 しかし、その話を聞いていたアマラは、家から逃げ出し、ラジニ(シヴァギリ)の下に走り、二人は結婚することにする。二人が寺を訪れた時、そこに偶然スジャータがやって来る。そして僧侶の手違いで、スジャータによってターリがラジニ達に渡される。スジャータは、自分の息子が生きていればこのように結婚しているのだろうと思い、ラジニ(シヴァギリ)は、スジャータに母の面影をなぜか感じるのであった。

 スジャータは、とうとうマニヴァンナンを殺害しようと行動を起こす。セレモニーに出席したマニヴァンナンを工事中のビルから銃で狙う。しかし、そこにラジニ(シヴァギリ)がやって来て、二人は、互いに銃を向け合うものの、ラジニ(シヴァギリ)の説得に折れ、スジャータは、彼の手によって連行されるのであった。

 マニヴァンナンは、留置場に入れられたスジャータを見て、彼女が誰であるのかに気づく。そこで、実は裏で手を結んでいる警察署長と話し合い、自分の家で殺害することにする。その頃、ラジニ(シヴァギリ)は、彼女の持っていた荷物から、彼女が自分自身の母親であることを知る。急いで、彼女の元にラジニ(シヴァギリ)はいくものの、もうすでに彼女は、マニヴァンナンの手に渡っていた。

【コメント】

 少々ストーリーのまとめ方には難がある気がしないではないものの、スジャータとラジニ(シヴァギリ)との絡みは、心くすぐるものがある。ラジニとアマラとのダンスシーなどは、バーラティラージャ監督の独壇場で、さまざまな色のサリーが飛び交うところなど素晴らしい。スジャータの演技が特に良い。



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