Kurudhi Punal
| Kamal Hassan, Arjun, Nazzer, K.Viswanathan | P.C.Sekar | - |
| Gowthami, Geetha | 1995 |



【ストーリー】
| カマル・ハッサンとアルジュンは、テロ対策に従事する警察官である。テロリストは、一般の人々を巻き込むこともしばしばであった。そしてそのテロリストのボスはナゼールである。 カマルの妻はゴウタミである。アルジュンの妻はギータである。ゴウタミとギータは、姉妹である。そのためカマルとアルジュンは同僚であると共に、従兄弟同士でもあった。 テロ対策としてカマルとアルジュンは、テロリストの下に二人のスパイを送り込む。二人は、上手くテロリストの中に入り込む。そして、彼らの情報から、テロリストが、駅でのテロの準備をしていることを知る。しかしスパイの一人は、スパイであることがばれ、青酸カリを飲んで自殺する。 カマル達は、駅周辺に包囲網を張る。カマルは、偶然怪しい一味を見つけ逮捕する。すると、それはテロリストのボスのナゼールであった。やがて駅での実行犯も、人質を取って悪あがきを見せるものの、最後には、射殺される。 カマルは、逮捕したナゼールを取り調べる。しかしナゼールは、したたかに重要なことは、何も喋らない。しかしそれには理由があった。彼は、看守長など多くの警官たちと手を組んでいたのであった。そして彼らを通じて州知事の襲撃などの指示を出してゆく。 送り込んだスパイからの情報から、情報を入手したカマル達は、それに対し備えるものの、テロリスト達はまんまと網目を掻き分ける。そして、テロを決行する。カマルは、実行犯を一人捕まえるものの、被害は甚大であった。 しかし、捕まえた実行犯の自供から、ナゼールが未だに指示を出していることが判る。ナゼールは、その自供のことを聞き、看守長と共に、捕まった実行犯を殺害する。それに激怒したカマルは、ナゼールを連れ出し、ボコボコに殴り倒すのであった。 ナゼールは、それに対し、カマルの家族を襲わせることにする。最初は、飼い犬が襲われるだけであったものの、息子まで標的になる。それに対しカマルは、ナゼールに、意識が朦朧とする注射を打ち、幾つかの自供を取る。しかし、その中身はショッキングなものであった。 それは、テロ対策の責任者であり、カマル達が尊敬していたK.ヴィシュワナートが、ナゼール達と手を組んでいたのであった。重傷を負った息子の見舞いに行った後、カマルは、ヴィシュワナートの下を尋ねる。そして全てを察したヴィシュワナートは、中を口に飲み自殺する。 とうとう、自分の立場が危ういことを知ったカマルは、ナゼールとの取引に応じる。それは、刑務所の場所を移すというものであった。看守長と手を組んでいるナゼールは、まんまと脱走する。そして、邪魔でしかなくなった看守長も射殺して逃げる。 ナゼールは、カマルが裏切らないための保険として、手下をカマルの家に住まわせる。泥沼に嵌ったカマルは、その条件をも飲む。そして、再度彼らと接触するために、カマルは目隠しをして汽車に乗せられ、アジトへ連れて行かれる。 カマルの素行が怪しいと見ていたアルジュンは、そのカマルの後をつけていた。しかし、後を追う最中に、逆にテロリスト達に捕まってしまう。そして、カマルとアルジュンは、ナゼールの前に連れ出される。カマルは、家族やヴィシュワナータンのやっていたことを知らせ、ショックを与えないようにするため、やったのだとアルジュンに言う。やがて、カマルは、解放されるが、アルジュンは、拷問を受けたあと殺されてしまう。 アルジュンが殺されたことを知ったカマルは、ナゼールと対することを決意する。そして、その背景を書いた手紙をゴウタミに一種の遺書として渡し、ナゼールのところへと向かう。しかし、カマルの素行に嫌気がさしていたカマルの家に住むナゼールの手下は、ゴウタミをレイプしようと襲う。ゴウタミは、隙を見て彼から銃を奪い、彼を撃ち殺してしまうのであった。 カマルは、ナゼールの一番の手下を先ずは、射殺する。しかし、カマルは捕まってしまう。そしてカマルは、アジトへ連れ込まれる。そして、拷問の末瀕死の状態になったカマルの前に、ナゼールが来る。二人は、最後の対決を向かえる。瀕死と思えたカマルもまた、隙を狙っている。そして二人が残された部屋には、万が一のときに備えたナゼールの手下となっているスパイが、機関銃を持って立っていた。 |
【コメント】
| テロに対するカマルとアルジュンの警察官のコンビ。結末は、リアリスティックなものとなるが、非常に掘り下げられた視点を感じさせる。カマルの微妙な心の襞を見せる演技も素晴らしいが、テロリストのボス役のナゼールの嫌らしく、それでいて洗練された演技も秀逸。重厚な一本線で描かれており、音楽はないが、音楽がないことに最後になって気付いたほど。 |
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