Marumalarchi
| Mammootty, Ranjit, Mansur Ali Khan, Vivek | Bharathy | S.A.Rajkumar |
| Devayani, Manorama | 1998 |




【ストーリー】
| マムーティは、村人から尊敬を集める素晴らしい長であった。彼は、何よりも、宗教・身分の分け隔てなく村人を愛することを生きがいとし、そのために、独身を通していた。一方、隣村では、粗野でありながらも、義侠心に富んで村人から尊敬されているランジットとマンスール・アリ・カーンがいた。 ある日マムーティは、隣村の市場に立ち寄る。そこで彼は、デーヴァヤニがヘビに襲われそうになっているのを見て、彼女の腕を引っ張る。しかし、誰も、マムーティの言い分を聞かずに、市場は大騒ぎになる。そして、ランジットとマンスールは、マムーティを木に縛り付け、袋叩きにしてしまう。マムーティは、誤解は仕方がないとして諦め、そこで負った怪我を、自動車事故で負ったものとしてしまう。そうしなければ、村同士で大きな騒動が起こることを心配したからであった。 村にマムーティは帰る。村では、尊敬するマムーティに怪我を負わせたとして、運転手が、村中の人々から、仲間外れにされてしまう。マムーティに対して怪我を負わせた隣村に対しても、そして村人の仕打ちにも怒った彼は、事実を暴露する。それを聞いた村人は、マムーティの知らないところで、隣村へ仇討ちに行く。 隣村では、実は、マムーティの言ったことが真実であり、マムーティが村の長であったことを知る。そこで慌てて、ランジットは、マムーティの下に、謝りに行くのであった。そして彼を迎えた何も知らないマムーティは、それを許すのであった。 しかし、ランジットがマムーティのところにいたとき、ランジットの村では、マムーティの村の男達が、焼き討ちをしていた。その焼き討ちは凄まじく、多くの人々が死ぬ。その死者の中には、ランジットの近親者や、デーヴァヤニの母親もいた。彼らの村人は、復讐しようとマムーティの村に向かうものの、ランジットによって、止められる。彼は、自分が必ず復讐すると言って彼らを留めるのであった。 事件を知ったマムーティは、襲撃した村人を叱責する。そして、隣村まで出向き謝るが何も受け入れられない。一方、ランジット、マンスール、そしてデーヴァヤニの三人組は、復讐の機会を伺っていた。 デーヴァヤニは、マムーティの村の状況を調べているときに捕まってしまう。それに対し、マムーティは、二つの村の融和のためにも、彼女と結婚することにする。デーヴァヤニは、隙を伺って彼を殺害しようとする。しかし、本当のマムーティの姿と、事件の発端になった運転手が身を落とし涙ながらに謝る姿を見て、徐々に彼を愛するようになって行く。 デーヴァヤニの心変わりを見たランジットとマンスールは、独自にマムーティの村に復讐することにする。彼らは、マムーティたちが、村人に大々的に食べ物を振舞うとき、料理に毒を混ぜる。しかし、その料理を食べたのは、運転手だけで、他の村人は危機一髪で助かる。が、その料理をしていたのが、デーヴァヤニであったため、その犯人は、彼女にされてしまう。そして、彼女は、とうとうマムーティの家から追い出されてしまう。 ランジットたちは、次に、マムーティの母親を殺害を企む。最初に、マンスールが向かうものの、逆にマノラマの母親としての優しさの前に心が揺れて、何も出来なかった。そこで次に、ランジットが、サードぅーに扮して、彼女に毒を盛り殺害する。ランジットは、次々に復讐を企んでいった。 しかし、マンスールは、憎しみだけの行動に疑問を持ち始めていた。そして、家を追い出されたデーヴァヤニも、彼らの下に来て、もう争いを止めるように言う。憎しみに駆られているランジットは、言うことを聞かない。そこに、マムーティの村から、マムーティに恨みを持つ人間が現れる。ランジットたちは、彼らと同調して、マムーティを殺害しようとする。そして、その場所は、マムーティの村の中心部から離れたモスクの会場式典であった。 マンスールは、とうとう争いを食い止める決心をする。彼は、デーヴァヤニに事情を説明し、彼女は、マムーティの村へと向かう。そして、マムーティの村の裏切り者を退治する。しかし、そのうちの一人は、命を取り留めていた。ランジットたちが、モスクを取り囲んでいたとき、その男が、再び現れ、ランジットにマンスールの裏切りを伝える。ランジットは、マンスールを殺そうとする、しかし彼は、マムーティの下に行き、事の全てを伝える。式典が終わり、とうとうマムーティは、ランジットと対峙する。そして、そこには、デーヴァヤニの知らせによって集まった村人達もやってくる。そして、その場に、両方の村の大多数が終結した。 |
【コメント】
| 非常に重厚な作品である。多分にメッセージ性の強い作品であるものの、マムーティの骨太の演技とあいまって、見応え十分の作品。特に、前半の流れは、普通ならば、エンディング並の集中力。インターミッションの後、一時手綱を緩めるものの、また再度強力に引き絞られる。音楽が、並程度ではあるものの、脚本の力が、存分に生かされた作品で、強く心に残る作品。 |
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