Mayee
| Sarathkumar, Vijayakumar, Manivannan, Vadiveru, Balaiya, Rajan P.Devu | Surya Prakash | S.A.Rajkumar |
| Meena, Suvalakshimi, Manolama. Kovaisarala | 2000 |



【ストーリー】
| 独身のサラットクマールは、彼の住む地域で圧倒的なまでに尊敬されていた。それは、裕福でありながらも、生活は清貧なものであり、約束は絶対に守り、どのような人々にも分け隔てなく優しく接していたからであった。彼のその優しさに触れていた一人にマノラマもいた。彼女は、実の息子にないがしろにされていた。サラットクマールは、その息子をたしなめ、マノラマに対し何かと心を砕き、自分の母親として接してくれとまで言って彼女の力になるのであった。 そのサラットクマールの人望を、政治家のラージャン・デーヴュは、自分たちの選挙に利用しようとする。しかしサラットクマールは、彼らが約束を守らないのを見て、彼らへの協力を取りやめる。そのことでラージャン・デーヴュは、議席を失ってしまう。 ラージャン・デーヴュ達は、サラットクマールを貶めるために、彼に彼の父親のヴィジャヤクマールが、愛人を設け、隠し子がいることを密告する。それに対し、サラットクマールは、もしそれが本当ならば、自分で、父親を裁くと宣言する。そのことを知ったヴィジャヤクマールは、息子の手を汚さないよう自害する。 ヴィジャヤクマールの隠し子であった、スバラクシュミは、貧しい暮らしをし、サラットクマールを遠くで見ているだけであった。サラットクマールは、その謙虚なスバラクシュミを自分の妹として認め、二人は一緒に暮らし始める。 そのサラットクマールの村に、親戚のミーナーが引っ越してくる。彼女が初めてサラットクマールに合ったときの印象は、とても悪いものであった。しかし、彼の人となりを知るようになって、高潔な人柄に惹かれるようになってゆく。 サラットクマールと暮らすようになったスバラクシュミは幸せに暮らしていた。そのスバラクシュミに縁談が持ち込まれる。相手は、ラージャン・デーヴュの次男であった。彼は、以前サラットクマールの人となりを間近で見たことがあり、彼を尊敬していた。そのこともあって縁談を持ち込んだのであった。サラットクマールは、父親が父親だけに断ろうとするものの、彼が誠実そうであるのを見て、スバラクシュミとの結婚を承諾するのであった。 サラットクマールを心から愛するようになったミーナーは、当と彼に結婚したいと告白する。しかし、サラットクマールは、独身を貫き通そうとする。それは、彼の悲しい出生からの彼の決心であった。 サラットクマールの母親は、ハンセン病であった。そのため、出産の時も村人から、何一つ助けをもらうことができずにサラットクマールは、生まれた。そればかりでなく、彼は赤ん坊の頃から、隔離された母親とのスキンシップどころか、一度として顔を見ることさえなかった。結局、彼の母親は、病気と境遇を苦にして自殺してしまう。そのため、一度として女性とのスキンシップを得ることのなかったサラットクマールは、母親以外の女性とのスキンシップしないよう心に誓っていた。そして同じ境遇の子供が生まれることのないよう、大学や病院を設立していたのであった。そのことを聞いたミーナーは、逆により一層彼のことを愛するようになる。しかし、彼は結婚を断り続けるのであった。 結婚したスバラクシュミは、夫と仲良く暮らしていた。しかし、ラージャン・デーヴュの目的は、選挙でサラットクマールの助けを借り、返り咲くことであった。彼は、助力をサラットクマールに頼むものの、サラットクマールは、それを断る。そのことで、スバラクシュミは、サラットクマールの元に戻ることになるものの、次男は善人であることから、夫の元へと戻るのであった。 ミーナーの母親は、ミーナーがサラットクマールのことを愛していることを知り、ミーナーと他の男性との結婚話を進める。結局、ミーナーとサラットクマールは、結婚することの内容にことは進んで行く。しかし、ミーナーの花婿の父親が、結婚式場でサラットクマールとミーナーの関係を問いただし、式場は混乱してしまうのであった。 |
【コメント】
| サラットクマールのアクションなども充実している一方で、かなり扱っている題材としては、重いものがある。彼の出生におけるハンセン病の問題など、インドでも良く扱ったものだと思えるほど、生々しい。それだけに、奥行きを持ち、サラットクマールの懐の深い人格なども良く出ているものの、後半、様々な題材の処理において、掘り下げが足りないように感じる部分は残る。しかしながら、結末の場面も心打つものであり、伏線があるからこそ心に響くものがある。 |
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