Michael Madana Kama Rajan

Kamal, Nagesh, R.N.Jayagopal, Naser Singeetham Srinivasa Rao Ilayaraja
Kushboo, Oorvasi, Roopini, Manorama, S.N.Lakshmi, Jayabharathi 1990

   

   

   

   


【ストーリー】

 会社の社長であるR.N.ジャヤゴパールは、妻のジャヤバーラティの子供が生まれるのを楽しみにしていた。しかし、その財産を狙っていた弟は、跡取を消そうとする。弟は、手下に金を渡し、殺害させるが、ジャヤバーラティは、難を逃れる。そして彼女は、逃げ込んだ家で、四つ子を産み落とす。子供が生まれたことを知った弟は、今度は、子供達を殺害しようとする。再び、手下に金を渡し、ジャヤバーラティから子供を奪い取る。しかし、手下がいざ殺そうとなったとき、子供の可愛さのあまり、殺さずに捨て子にすることにする。

 その生き延びた子供は、それぞれ、《マイケル》・《マーダナ》・《カーマ(カーメシュワラ)》・《ラージャン》として育つこととなる。マイケルは、その手下の下で、カーマはブラーミンのデーリー・ガネーシュの元で、そしてなんと、マーダンは、巡り巡って実の父親の元で孤児として育てられるようになる。そして母親のジャヤバーラティは、その失意から、夫の家に戻ることなく、行方知れずになる。

 カマル(マーダナ)は、立派に成長し、アメリカに留学し、優秀な青年となっていた。危機感を抱いた弟は、息子のナゼールと共に、兄を谷底に落とし、殺すことにする。そして弟達は、会社を乗っ取るのに成功したかに見えた。しかし、会社の役員会に、カマル(マーダナ)がやってきて、彼らを追い出すのであった。

 会社の責任者として、腕を振るうようになったカマル(マーダナ)の家に、ナゲーシュがしつこく入り込もうとする。ナゲーシュもまた、財産を奪うために動く一味であった。彼は、スパイとして家に入り込もうとしていたのであった。

 場所は変わって、町の一角で偽札が作られていた。その偽札を作っていたのは、カマル(マイケル)であった。彼は、父親と一緒に、偽札作りや泥棒家業で暮らしていた。その偽札控除が、警察に見つかり二人は、車で逃走し、マドラスの市街地にまで逃げ込む。そして、その逃げた先のビルの地下の電線を切る。その結果、そのビルの一室が火事になってしまう。

 その一室では、画家のクシュブーの展覧会オープニング・セレモニーが行われていた。クシュブーは、火事になった部屋に閉じ込められてしまう。そこに、消防士のカマル(ラージャン)が駆けつけ、勇敢な彼はクシュブーを助ける。そのことから、二人は、愛し合うようになる。

 恋人ができたことで行動が浮つくようになったカマル(ラージャン)を上司が注意する。その注意しているとき、彼らが持っていた魚が外に投げ出される。そしてその魚が、あるブラーミンにかかってしまう。そのブラーミンとは、何を隠そうカマル(カーマ)であった。カマル(カーマ)をその失礼に怒りながら、父親の仕事場に行く。父親のデーリー・ガネーシュは、結婚式などでの料理人であった。その結婚式の式場で、カマル(カーマ)は、ウールヴァシと初めて会う。最初二人は、反発していたものの、やがて愛し合うようになる。

 会社を引き継いだカマル(マーダナ)の下に、一本の連絡が入る。それは、行方不明の父親の妻がからであった。カマル(マーダナ)は、急いで彼女のいるマドラスに向かう。しかしその電話をナゲーシュは、盗聴しており、すぐさま弟達に知らせ、対応する。やがてカマル(マーダナ)は、ようやく、マノラマとルーピニの所に匿われていたジャヤバーラティと合うこととなる。しかし、弟達の手下に終われる中で離れ離れになってしまう。

 カマル(マーダナ)は、追っ手から逃げるために、マノラマとルーピニとトイレに隠れる。しかしその隠れたトイレにカマル(ラージャ)が入ってくる。追っては、間違えてカマル(ラージャ)を襲うものの、カマル(ラージャ)は、一捻りにしてしまう。助かった、カマル(マーダナ)は、カマル(ラージャ)に礼を言う。そして、父親の殺害の秘密を探るために、当分の間、カマル(ラージャ)にカマル(マーダナ)になってもらうことにする。

 一方で、弟達は、マダーナの殺害を企て、以前子供四人を殺させた手下とカマル(マイケル)達にその仕事を依頼する。カマル(マダーナ)は、カマル(ラージャン)をムスリムの女性の格好をさせ、ホテルから出ようとする。するとそこに、カマル(ラージャン)の恋人のクシュブーが偶然来ていた。カマル(マーダナ)は、カマル(ラージャン)を外に出し、クシュブーたちと一緒にドライブに出かける。しかしその車は、カマル(マイケル)の仕業でブレーキが利かなくなっていた。

 カマル(マイケル)が仕掛ける様子を見ていたジャヤバーラティは、カマル(jマダーナ)にそのことを伝えようとしたものの、行き違ってしまう。しかし彼女は、暴走するカマル(マダーナ)の車を追いかける。車は、危機一髪で止まり、カマル(マダーナ)とクシュブー達は、命を助かる。そして、そこにジャヤバーラティが追いつき、カマル(マダーナ)は、彼女に自分の邸宅の住所を教え、尋ねるように言う。

 一方、カマル(マダーナ)に成りすましたカマル(ラージャ)は、邸宅で暇を持て余していた。カマル(マダーナ)が裕福であることから、マノラマとルーピニは、色仕掛けでカマル(マダーナ)を落としてしまおうと思っていた。その企みを知らず、暇を持て余していたカマル(ラージャ)は、まんまとそのお色気攻撃の前にルーピニと一夜を過ごしそうになる。

 しかし、そこにジャヤバーラティが訪れる。カマル(ラージャ)は、カマル(マーダナ)として、彼女の隠れ家に向かう。それを、カマル(マーダナ)の家で何かあるのではと見張っていたカマル(マイケル)達は、すぐさまその後を付ける。カマル(ラージャ)が彼女の隠れ家に着くと、そこには、父親のジャヤゴパールがいた。彼は、危機一髪で助かり、偶然にもそのとき、ジャヤバーラティと再会していたのであった。二人は、再会を喜ぶものの、カマル(ラージャ)は、カマル(マイケル)に襲われ彼らのアジトに連れて行かれる。

 さて、本物のカマル(マダーナ)に邸宅を追い出され途方に暮れていたナーゲシュは、偶然にカマル(カーマ)とウールヴァシの結婚式に遭遇する。ナーゲシュは、カマル(カーマ)をカマル(マーダナ)に仕立て上げ、財産を巻き上げることを企む。

 ジャヤゴパールとジャヤバーラティ達は、カマル(ラージャ)を助けるために、カマル(マイケル)達のアジトに近付く。しかし、逆に彼らによって捉えられてしまう。そして、カマル(マイケル)は、顔が似ていることを幸いに、邸宅に盗みに入ることにする。

 しかしその邸宅には、愛を語り合うカマル(ラージャ)に扮してもいるカマル(マダーナ)とクシュブーの姿があった。丁度そのとき、ナゲーシュに連れられたカマル(カーマ)の一行も到着する。そればかりでなく、カマル(マダーナ)に扮していたカマル(ラージャ)の行方を捜しに来た、マノラマとルーピニ達も到着する。案の定、全員が鉢合わせしてしまう。何が何だか解らない中で、兎にも角にもカマル(マイケル)が、泥棒であることだけは判り、カマル(マイケル)達はアジトに逃げる。その後を全員が追いかけ、出演者全員がそのオンボロなカマル(マイケル)達のアジトに全員集結するのであった。


【コメント】

 カマルが、別々に育てられるようになった四つ子の役を演じる。ビジネスマン・泥棒・消防士・ブラーミン。それに、悪党諸々、恋人諸々、その恋人の家族諸々で誰が誰なのかが訳ワカラン。その全員が、最後の場面で、オンボロ館に集結してからは、お決まりの展開ではあるものの、腹抱えて笑える。そのアホさは………。それでいながら、最後の映像が中々洒落ていて心憎い。音楽も、ファンキーなクシュブーとのダンスシーンなど良いでき。



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