Moondru Mugan
| Rajini, Thengai Seenivasan, V.Gopalakrishnan, Sathyaraj, Senthamarai | Ganesh Sankar | Illaiyaraja |
| Radhika, Rajalakshmi, Silk Sumitha | 1982 |



【ストーリー】
| 空港でテンガイ・セーニヴァーサン夫婦は、息子がアメリカから帰ってくるのを楽しみに待っていた。しかし息子のラジニ(アルン)は、アメリカでラーマ・クリシュナ・ミッションの影響を受け、聖人のなりをして戻ってくる。皆その姿にあっけにとられる。それは、許婚でもあるラーディカも同様であった。 聖人のラジニ(アルン)は、高尚な精神から、ラーディカに目を向けようとしない。しかし、様々な手を使ってラジニ(アルン)を誘惑し、とうとう篭絡する。そして聖人であることを辞めたラジニは、父の会社で真面目に働き始めるのであった。 所は変わって、貧しい家で、子供の出生の秘密が語られていた。それは、その家で育てられていたラジニ(ジョン)の秘密であった。 ラジニ(ジョン)の父親は、ラジニ(パンディアン)であった。正義感に溢れた優秀な警官であったラジニ(パンディアン)は、新妻のラージャラクシュミと幸せに暮らしていた。そして彼らの間には、子供が産まれることとなる。丁度その頃、ラジニ(パンディアン)は、ある悪党達を追い詰めていた。センタマラージと、そのバックに付いているザミンダールのV.ゴパーラクリシュナンである。 妻の出産のため病院にいたラジニ(パンディアン)に、電話が入り、彼は現場に出向く。しかしそれが妻との最後の別れであった。その電話は、ゴパーラクリシュナンの罠であり、ラジニ(パンディアン)は、殺されてしまう。一方、妻のラージャラクシュミも双子を産み落として死んでしまう。 両親を亡くした双子は、ラージャラクシュミの妹が引き取って育てることとなる。しかしその病院で、流産に肩を落とすセーニヴァーサンの姿があった。彼女は、妻にどのように伝えたらよいか思案にくれているセーニヴァーサンに双子の内のひとりを彼に渡す。セーニヴァーサンは、その行為に感謝し、その赤ん坊を育てることにする。それが、ラジニ(アルン)であり、ラジニ(ジョン)となるのであった。 二人が別々に育ち、ラジニ(アルン)の家では、彼の25歳の誕生日会が行われていた。その会には、父親の宿敵であったセンタマラージも出席していた。ラジニ(アルン)にその席上、父親のラジニ(パンディアン)が乗り移ってしまう。そして席上で、センタマラージを激しく罵るのであった。 そのことをマスコミは、ラジニ(アルン)がラジニ(パンディアン)の生まれ変わりだとして大きく報道する。そのことに慌てたのが、ゴパーラクリシュナン達であった。彼らは、刺客としてシルク・シュミータを送り込む。そのお色気攻撃にラジニ(アルン)は、まんまと引っかかってしまう。しかしそれは、ラジニ(アルン)の作戦であった。ラジニ(アルン)は、殺されそうになるものの、逆にセンタマラージを殺害し、復讐を遂げる。しかしラジニ(アルン)は、警察に捕まり法廷にかけられることとなるのであった。 法廷でラジニ(アルン)は、自分はラジニ(パンディアン)であると証言する。その事件の特異性から、マスコミは大々的に報道する。そしてその法廷にとうとう、最大の宿敵のゴパーラクリシュナンが現れる。そして法廷で徐々にラジニ(アルン)は、ゴパーラクリシュナンを追い詰めて行く。 危機感を覚えたゴパーラクリシュナン陣営は、偶然見つけたラジニ(ジョン)を本物のラジニ(パンディアン)だとして連れ出す。街のゴロツキとして日々を暮らしていたラジニ(ジョン)は、喜んでその依頼を受け入れ、裁判の形勢は一気に逆転する。しかし、ラジニ(アルン)はラーディカと力を合わせ、すぐさま彼が偽者であることを暴く。そしてラジニ(ジョン)は、刑務所に入れられてしまう。 ラジニ(アルン)は、警察と協力し、一気に勝負をつけようとする。自分がラジニ(ジョン)に扮し、ゴパーラクリシュナンの下に潜入し、秘密を引き出し逮捕しようというものであった。その作戦は、上手く進む。しかし、ことはそのまま進まなかった。刑務所に入れられていたラジニ(ジョン)が脱走し、ゴパーラクリシュナンのところに電話したのであった。ラジニ(アルン)が扮装していることを知った、ゴパーラクリシュナンは、この機に乗じてラジニ(アルン)を殺害しようと企むのであった。 |
【コメント】
| ラジニが、殺された父親と離れ離れに育てられた双子の役の三役。前半の聖者ラジニとラーディカの絡みは、実にファニー。中盤からの、裁判のシーン展開は、エキセントリックな部分もあるようにも思えるかもしれないがちゃんと伏線が引かれている。ラジニの演技としては、父親の役は、非常に好演している。 |
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