Muthu

Rajinikanth,Sarath Babu, Radaravi, Sendil, Vadivelu K.S.Ravikumar A.R.Rahman
Meena 1995

  

  

  

  


【ストーリー】

 ラジニカーントは、大地主のサラット・バーブーに使えている御者である。彼は、その大地主の家で、両親が誰であったのかを知らせれずに育てられてきていたのであった。そしてラジニは、その人柄から、大地主の家族からも、同じくそこで働いている他の人々からも、厚い信頼を受けていた。

 サラット・バーブーは、何よりも、芝居を楽しみにし、毎晩毎晩、母親に隠れ、ラジニを連れて出かけていた。そんなあるとき、サラット・バーブーは、芝居一座の看板女優のミーナーに一目惚れしてしまう。また、ラジニはラジニで、芝居に乱入させられてしまい、ミーナーと犬猿の仲になってしまう。そのミーナーに、見事な見のこなしを見せたラジニに、花束を掛けさせようとするが、ミーナーは、その花束を投げ捨ててしまう。しかし、その花束は、うっとりと見とれていたサラット・バブーの首に掛かってしまい、彼は、彼女が自分に対して花束を掛けてくれたと勘違いしてしまう。

 一方、サラット・バーブーには、叔父の娘(パドミニ)との縁談の話が進められていた。しかし叔父は、彼らの遺産を主な目的として、その話を持ってきていた。そして、彼はなぜか、ラジニに対して、過剰に反応するのであった。

 再び、サラット・バブーは、ラジニを連れて、馬を走らせていた。すると、そこに、ヴァーディヴェールの酔っ払い運転で、大破して、足止めを喰らっていたミーナーたち一座がいた。ラジニはミーナーがいるため嫌がるものの、サラット・バーブーは、無理やり、彼らの目的地の村まで連れて行ってやる。そして、その途中、彼は、ミーナーに告白する。しかし、その告白は、誰も聞いていなかった。

 目的の村に彼らは辿り着く。そして、そこで、K.S.ラヴィクマールの指導によって、リハーサルが行われる。そこに、村の親分が、ミーナーたちを家に連れ去ろうとする。それを、サラット・バブーとラジニは、助け、ラジニは、ミーナーを連れて、逃げる。その逃げる中で、ミーナーは、だんだんとラジニの男らしさに惹かれるようになって行く。そして、ラジニもまた、ミーナーを愛するようになり、二人は、結婚を約束するのであった。

 身寄りの無いミーナーは、ラジニを通して、サラット・バーブーの邸宅で働かしてもらうことにする。しかし、サラット・バーブーは、以前、彼女に結婚する気持ちがあるなら、家に来てくれと言った約束から、来たのだと思い込んでいた。

 サラット・バーブーとの縁談をもくろむ叔父は、彼がミーナーに熱を上げているのを知り、ミーナーを追い出すために、彼女の姉を殺した夫を差し向ける。しかし、ラジニとサラット・バーブーの活躍によって、作戦は失敗してしまう。おまけに、サラット・バーブーが、結婚しようと思っていたのは、自分の娘ではなく、ミーナーであったことも知る。

 実は、ミーナーとラジニが恋人同士であることを知った叔父は、何かにつけ邪魔なラジニを陥れ、追い出すことにする。サラット・バーブーは、罠に嵌り、ラジニを追い出してしまう。そこに、サラット・バーブーの母親が駆けつけ、ラジニの出生の秘密を彼に全て話すのであった。

 ラジニの父親こそ、元々その地域の大地主であった。そのラジニの父親に、罠を仕掛け、叔父とサラット・バーブーの父親が、資産を横取りしようとしたのであった。結局、その企みは、ばれてしまうものの、『騙すよりも、騙されるほうが罪深い』と言って、彼は、放浪の旅に出て行き、ラジニを、預けていっていたのであった。

 そのことを聞き、悔いたサラット・バーブーは、ラジニに対して誤解を解こうとする。しかし、その事実を知った、叔父は、彼を殺すことにする。そして、叔父たちは、サラット・バーブーを襲い、川へと投げ込み、その罪をラジニに負わせることにする。そして、次の日の朝がやってきた。


【コメント】

1998年、初めて、日本で大ヒットしたタミル語映画。上映当初、馬鹿映画と言われたが、それだけヒットをしたのは、完成度があまりにも高かったから。配役・ストーリー・音楽・監督ばかりでなく、実は、カメラワークのレベルも、非常に高い。タミル語映画に興味を持つ人なら必須。



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