Navarathiri
| Sivaji Ganesan, Nagesh | A.P.Nagarajan | K.V.Mahadevan |
| Savitri | 1964 |




【ストーリー】
| 《 Navarathiri 》の祭りの日のこと、サーヴィトリは、父親から、自分が既に婚約相手が決められていることを知らされる。そのことに驚いた、サーヴィトリは、家出してまう。そして、家出している間に、9人の異なる立場の人々と出会うことになる。その9人の人々の役をしているのは、全てシヴァージ・ガネーサンである。 @お金持ち:最初にサーヴィトリは、シヴァージ(お金持ち)と出会う。彼は、奥さんを亡くし、一人娘と一緒に暮らしていた。サーヴィトリを見つけた彼は、子供のためにも、そばにいてくれないかと頼む。裕福に見える人にも、それなりの苦しみや悲しみはある。一夜を、彼の家で過ごすものの、サーヴィトリは、出て行ってしまう。 A飲んだくれ:道で野菜売りにぶつかったサーヴィトリは、親切な女性に助けられ、彼女の家を訪れる。しかし彼女は、飲んだくれのシヴァージの相手をさせるために、サーヴィトリを連れてきたのだった。シヴァージは、酒に任せて、知った風な口を利く。難を逃れた、サーヴィトリは、その家から逃げて行く。 B精神科医:サーヴィトリは、飲んだくれの家から逃げ出したところで、たまたま警官と会ってしまう。挙動不審と見た警官は、彼女を刑務所に入れる。それに対し、サーヴィトリは、精神障害者のように振舞って、逃げようとする。警官は、そこで、彼女を精神病院に連れて行き、精神科医のシヴァージの判断で、彼女は、そこに入院することになる。彼女は、他の本物の病人達と一緒に奇妙な一夜を過ごす。朝になり、彼女は、逃げ出すところを精神科医のシヴァージに見つかり、彼の家へと連れて行かれるが、自分の捜索記事を彼が読むのを見て、またも逃げ出してしまう。 C犯罪者:精神科医のところから逃げたサーヴィトリは、今度は、犯罪人のシヴァージに捕まってしまう。彼は、犯罪人とは言うものの、実は、しっかりとした心をもっている人物であった。その彼のところに警察が、踏み込み、シヴァージは、応戦するものの、最後、死んでしまう。 D農夫:殺し合いを見てしまいショックを受けたサーヴィトリは、今度は、貧しい農夫のシヴァージにかくまわれる。シヴァージは、「嫁っこが来た!」と喜び、近所の祈祷師のナーゲシュを呼び、二人の思いが通じ合う御まじないを掛けるように頼む。しかし、逆に、サーヴィトリは怒ってしまい、またも、出て行ってしまう。 E癩病人:サーヴィトリが、やれやれと思って道を歩いていると、彼女は、癩病の可愛そうなシヴァージと遭う。彼を親切に病院に連れて行ったサーヴィトリは、シヴァージは、その病院の医者がずっと探していた兄弟であったことを知るのであった。 F役者:今度は、喉が渇いたサーヴィトリが、水を所望した家の主人は、歌舞団の役者のシヴァージだった。シヴァージは、人手が足りないから、どうにか手伝ってくれないかと彼女に頼み込む。彼女は、見事に、その手伝った舞台をこなす。そして、その夜は、真摯な態度で接する彼の家に泊まることにする。しかし、結局、彼女は、またも、家を出て行くのであった。 G警察署長:次に、サーヴィトリは、警察署長のシヴァージのところに出没する。トラ狩りなどにも恐れることもない警察署長は、豪快な人間であった。サーヴィトリは、男性に扮して、彼の家に泊り込むものの、そのあまりもの迫力に気圧されてしまう。逃げ出そうとするものの、逆に見つかって説教を食らってしまうのであった。 Hフィアンセ:家出生活して、世の中のお勉強をしたサーヴィトリは、家に帰ることにする。家には、婚約者のシヴァージが来ていた。しかし、サーヴィトリが、彼のことを嫌って、家出してしまったことを知り、シヴァージは、遺書を書き、自殺しようとする。その寸前に、サーヴィトリが家へと帰り着く。彼が死ぬなら私も死ぬと言って、自殺しようとするものの、二人は思い止まる。そして、結局、サーヴィトリは、人はそれぞれであって、外に求めるのではなく、身近な人に愛情を求めたほうが良かったのだと悟るのであった。 最後に、二人の結婚式が盛大に執り行われる。そして、そこには、シヴァージが全員招かれたのであった。 |
【コメント】
| シヴァージの記念すべき第100作目の作品。何よりも、シヴァージの、役者としての引き出しの多さを見る作品。シヴァージ・ファンには、たまんないだろう。サーヴィトリも良く、コミカルな演技、特に精神障害者を装ったときの演技は笑える。 それと題の《 Navarathiri 》は、タミル語圏における『ひな祭り』で、ほとんど、習俗としては、日本として同じもの。 |
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