Nayakan
| Kamal Hassan, Janakaraj, Nasser, Nizhalgal Ravi | Maniratnam | Ilaiyaraja |
| Saranya | 1987 |



【ストーリー】
| カマルは、幼くして警官に父親を殺され孤児となる。カマルは、その父親を殺した警官を殺し、ボンベイへと流れ着く。そしてそこで、ジャナカラージと出会い、彼の家族の一員として育つこととなる。 大人へと育ったカマルの住んでいるボンベイのスラム街では、悪徳警官が我が物顔で、住民に暴力を加えていた。それに対し、動じないカマルは、住民からの支持を集めつつあった。カマルとジャナカラージの父親は、密輸をして生計を立てている。そのことを嗅ぎつけた悪徳警官は、父親を取調べで殺してしまう。カマルは、その悪徳警官を殺害し、住民達は皆で、カマルをかばうのであった。 それ以降、スラム街から住民が退去されそうになったときも、住民を守りきり、カマルはスラム街の顔役として尊敬を集めるようになる。その中で、カマルは、娼婦のサランヤ(妻)と結婚する。 時はたち、カマルはボンベイでも有数の顔役となっていた。カマルは、多くの実力者達とも顔をあわせるようになるが、ボンベイで暗躍している三人兄弟と衝突する。彼らは、カマルの密輸を密告したりするが、カマル達は見事に逃れ切る。それに対し、三人兄弟はとうとう、カマルの家を急襲し、サランヤは死んでしまう。カマルは、彼らを全員殺害し、復讐を遂げる。そして、母親を亡くした子供達を、ジャナカラージの妹に預けて育てることにする。 子供達は、大人へと育ち、息子のニツァルガル・ラヴィは、カマルの下で住民に色々と手をかしていた。そのカマルの下には、警察では刑法上手を出せない、悪人を罰するために、警察署長などからの依頼も来ていた。その殺害の現場をサランヤ(娘)は目撃し、カマルへと詰め寄り、反発するようになる。それにも関わらず、新たな殺害をカマルは、息子に任せる。しかし、その殺害を指揮したことが警察にばれ、逃走する際に、ニツァルガル・ラヴィは、死んでしまう。サランヤ(娘)は、その責任は、カマルにあると言って、家出する。 やがて、警察署長が、ナザールに変わる。彼は、厳重に摘発し、そのことで、カマル達は痛手を受ける。それに対し、抗議するためにカマルは、彼の家へと出向く。その家には、サランヤ(娘)がいた。彼女は、ナザールと結婚し、子供も産んでいたのであった。そのことを知り、恫喝しようと思っていたカマルは、退散する。 ナザールは、とうとうカマルの逮捕状を取り付け、カマルを追い詰める。住民達は、カマルを守るために、必死で抵抗する。しかし、その中で多くの人々が犠牲になっていくのを見て、カマルは、自首する。 カマルは、裁判に掛けられることとなる。カマルが裁判所に入るところに、父親を許すことにしたサランヤ(娘)とその息子が待っていた。カマルは、初めて孫と出会い、その中で自らの業の深さを思う。やがて裁判で、判決が出る。判決は無罪であった。そこで、全ては、解決すると思われたのであったが……。 |
【コメント】
| マニラトラム監督の三指に入る代表作。ボンベイのスラム街の人々を守っている顔役の一生を描く作品。様々に絡ませた複線、マニラトラム監督の監督としての技術が最高に生かされている。しかし、何はともあれ、カマルの演技が絶妙。 |
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