NenjilOor Aalayam
| Kalyana Kumar, Muthuraman, Nagesh | Sridhar | Viswanathan Ramamoorty |
| Devika | 1962 |


【ストーリー】
| カリヤーナ・クマールは、癌病院の名医である。彼の下に一組の夫婦が、診察に訪れる。肺癌を病んでいるムットゥラーマンと、妻のデーヴィカである。その夫婦を見て、カリヤーナ・クマールは、驚く。実は、カリヤーナ・クマールとデーヴィカは、不倫の関係にあったのであった。ムットゥラーマンの病状は重く、医者としての自分と、デーヴィカへの愛との狭間で、カリヤーナ・クマールは苦悩するようになる。 カリヤーナ・クマールとデーヴィカは、ムットゥラーマンに隠れて、病院のバルコニーなどで逢引する。夫のムットゥラーマンも愛しているデーヴィカは、状況に戸惑いつつも、夫の回復を願う。しかし、その逢引しているところを、ムットゥラーマンは、見てしまい、二人の関係を知ってしまう。 二人が愛し合っていること、自らの病状のこと、自らのデーヴィカへの愛情、カリヤーナ・クマールの医者としての強い責任感などから、ムットゥラーマンは、一つの決断を二人に伝える。それは、もし自らが死んだならば、カリヤーナ・クマールが、デーヴィカを妻として迎えて欲しいというものであった。その心を知って、カリヤーナ・クマールは、医者として出来ることの全てを彼のためにしようとする。 そして、手術の当日となる。カリヤーナ・クマールは、ムットゥラーマンの手術の成功のために、連日徹夜をして研究していた。その結果、手術は、見事に成功する。カリヤーナ・クマールは、二人の間を引き裂かざるを得ないその成功をデーヴィカに伝える。そして、彼は、連日の疲労の蓄積から、心臓発作を起こしてしまい死んでしまうのであった。 |
【コメント】
| 医者のカリヤーナ・クマール、患者のムットゥラーマンとその妻のデーヴィカの三角関係のメロドラマ。カリヤーナ・クマールとムットゥラーマンの人間味溢れる思いが良く出されて、ジワジワと心を打つ内容。 テレビのなかった当時としては、十二分に楽しめたであろうと思われる。しかしながら、現在見返してみると、映画のフォーマットでなくとも成立できた作品と言えなくはない。つまり、テレビのドラマと大して、変わりがない。映画でなければ出来ない表現の部分が生かしきれていない。それと、メロドラマだけあって、台詞、台詞回しが重要な位置を占めているため、言葉が解らないと魅力が判りにくい。 カリヤーナ・クマールは、主にカンナダ語映画で活躍した名優だが、タミル語映画の中では、この作品が、代表作。 |
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