Siva
| Rajinikanth. Raghuvaran, Janakaraj, Radharavi | Amir Jan | Ilaiyaraja |
| Shobana, Soukar Janaki | 1989 |



【ストーリー】
| ヒンドゥー教徒の家に生まれたラジニ(シヴァ)と、クリスチャンの家に生まれたラグヴァラン(ジョン)は、小さい頃から互いに助け合う親友であった。二人の両親も、宗教の垣根を越えて仲良くしていた。しかし、村一帯のならず者(ドゥーライパーンディ)によって、彼らの家族は、殺されてしまう。そして、残ったのは、ラジニとラグヴァランの母親のソウカール・ジャナーキ、そして、彼らと離れ離れになってしまったラグヴァランだけであった。 ラジニは、ソウカール・ジャナーキの下で大人へとなる。彼は、弱いものを助け、正義を行い、悪い奴らをとっちのめていた。そのことで、彼は村の人々全員から、厚い信頼を受けていた。しかし、直ぐに腕に物を言わしてしまうラジニに対して、クリスチャンであるラグヴァランの母親は、暴力に反対するのであった。そして、その一方で、彼らと離れ離れとなって育ったラグヴァランも、他の村で、ラジニと同様に、善行を行っていた。彼もまた、村での厚い信頼を受けているのであった。 ある日ラジニが、市場を冷やかして歩いているとき、ショーバナーを見つける。ラジニは、彼女に言い寄るものの、彼女はつれない態度で対する。ラジニは、どうにかして口説こうとするものの、逆にそのことが災いして、虎と大の親友であることになってしまう。ショーバナーは、それなら、仲の良いところを見せるようにラジニに言い寄る。ラジニは、檻に入っている虎を市場に放してしまい、市場をパニックに陥れてしまう。そして、ひとしきり、ラジニは虎とじゃれた後、元通りに虎を檻へと戻す。村人は、その姿に喝采を送り、彼をタイガーと呼ぶようにな。そして、ショーバナーもラジニの勇敢さにメロメロになってしまう。 ラジニは、村で厳しく作物を取り立てている様子を目にし、村人を助ける。そのことで、悪徳商人は、ボスであるラーダラヴィに助けを求める。ラーダラヴィらは、ラジニを郊外で襲うものの、ラジニの必殺カバディ戦術の前に蹴散らされてしまう。そして、ラーダラヴィらは、隣村に逃げ込み、ある家を滅茶苦茶にしてやっと逃げ延びる。しかし、ラジニから逃げたラーダラヴィらは、再びその家を襲撃し、その家の主人を殺害し、犯人をラジニに仕立て上げる。そのことを誤解して信じてしまった妻は、ラジニに復讐を誓う。 ラジニは相変わらず強引な善行を進める。今度は、花嫁の強奪を企む輩を退治して、幸せな結婚式を執り行わせる。その結婚式が、無事に進むのを見て、ラジニは立ち去る。しかしそこに、花嫁の父親が、別に助けを頼んでいたラグヴァランがやってくる。ラグヴァランは、父親から、何も自分はしなかったのだからと、報酬を受け取ることなく、ラジニの名を頭に刻むのであった。 しかしラジニは、そのことで、警察の取調べを受けてしまう。取調べでは、多くの人たちの助けによって、無事に開放されるものの、ソウカール・ジャナーキはカンカンに怒ってしまう。そこで、タイガーの牙も、結婚すれば猫になるだろうと勧められ、ラジニとショーバナーは無事に結婚するのであった。 夫を殺した犯人はラジニだと信じている妻は、自分の父親に、ラジニを退治するように頼み込む。そして、その彼女の父親こそ、ラジニとラグヴァランの家族を殺したならず者であった。そのならず者は、今では大地主となっていた。ラジニに復讐するために、彼らはソウカール・ジャナーキとショーバナーを誘拐する。しかし、ラジニが無事に掛けつけ、無事に助け出す。しかし、愛も変わらず、腕を振るってしまうラジニに母親は、激怒し、その姿に、ラジニも折れ、もう二度と暴力は、振るわないと誓うのであった。 誘拐に失敗した彼らは、今度は、ラグヴァランのところに仕事を依頼する。そのラグヴァランが、ラジニの下に行く途中で、ラジニに刺客が向けられていると聞いた母親は、実の息子のラグヴァランをそうと知らずに、嘘の道を教える。その嘘の道は、底なしの沼がある道であった。ラグヴァランは、その沼に嵌り、死にそうになるものの、たまたま近くを通っていたラジニによって助けられる。しかし、二人は、互いが誰であることに気付くことなく別れるのであった。 ラジニは、母親に誓ってから暴力沙汰を起こすことはなくなっていた。その彼の下に、傲慢な経営をしている茶製造会社の白人社長の噂が入る。ラジニは、交渉に向かうものの、暴力を絶っているために、逆にボコボコにされてしまう。その姿と、事の次第を知ったソウカール・ジャナーキは、正義のためには戦っても良いと"GO"を出す。かくして、ラジニは、見事に白人社長をとっちめるのであった。 そして映画は、最後の場面へと向かう。ラーダラヴィと大地主は、ソウカール・ジャナーキとショーバナーを再び誘拐する。ラグヴァランも、ラジニ(タイガー)の後を追跡する。そして、ラグヴァランは、ラジニ(タイガー)を見つけ出し、戦う。戦いはほとんど五分であった。しかし、その中で、彼らは、互いが誰であるかを知り、二人の本当の敵の下へと向かうのであった。 |
【コメント】
| ラジニのファニーな面が前面に生かされた前半と、最後のバトルシーンまで、見せ場が多い作品。白馬に乗ったラジニの姿も捨てがたいが、髭面にバイクのラグヴァランのどこか悲しげな演技は、激シブもの。コメディ、バトル、友情に至るまでてんこ盛り。十分に楽しめる作品。特に、ラジニとラーダ・ラヴィとのカバディによる、バトルは、激笑もの。 |
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