VIP
| Prabhudeva, Abbas, Manivannan, Anupan Kher, Prakashraj, Rami Reddy | D.Sabapathy | Rajit Barrot |
| Rambha, Simran | 1997 |




【ストーリー】
| 大学を首席で卒業したプラブデーヴァ。彼の前途は洋々としているかと思われた。しかし、就職活動をしても各会社は経験がないことを理由に全く相手にしようとしない。そして巡り巡って彼は、ガラクタ売りのマニヴァンナンの家に居候するようになる。そこには、スリ師のランバーもよく訪れ、プラブデーヴァとランバーは大の親友であった。 プラブデーヴァは、ランバーにもっと自由に生きることを薦めるがそれでも彼は就職先を探し続ける。そしてプラブデーヴァは、マニヴァンナンの地域のゴロツキ、ラーミ・レッディに就職の斡旋を頼む。しかし結局は良いようにあしらわれてしまい、とうとうプラブデーヴァは自由に生きていくことを決意する。そして、ラーミ・レッディの車を盗むのであった。 革製品会社社長のアヌーパン・ケールは、おっちょこちょいのワンマン社長。元々会社は、インドで一番の会社にまでなっていたが、現在では厳しい経営状況となっていた。そこでアヌーパン・ケールは、以前仲の良かったプラカシュラージの弟のアッバスをアメリカから右腕として呼び寄せることにする。それと共に、幼友達であるアッバスと一人娘のシムランのふたりをを結婚させようと思っていた。そのことを知ったシムランは、心ときめかせる。 車を盗んだプラブデーヴァは、ランバーと一緒に車に乗って逃走する。ラーミ・レッディは、車の中に重要書類が入っているため、しつこく追いかける。ふたりは、車がパンクしたため、車を捨てるものの、追ってから逃れるために、空港まで逃げてゆく。 空港では、アヌーパン・ケールがアッバスを迎えに行っていた。しかし、追っ手から逃げているプラブデーヴァとランバーのうち、ランバーが隠れるために、アヌーパン・ケール達が持っていたお迎えの看板を持つ。そのことで到着口から降りてきたアッバスは、ランバーを幼馴染みのシムランだと思い込む。そして、到着口のドサクサでアッバスを確認できなかった、アヌーパン・ケールは、逃げている途中のプラブデーヴァを幼馴染みのアッバスだと勘違いしてしまう。 アヌーパン・ケールは、プラブデーヴァをVIP待遇でもてなす。一方、アッバスは、ランバーが追っ手に追われているのを知り、勇敢に立ち向かい彼女を助ける。しかし、隠れこんだコンテナの中に誰からか閉じ込められ、どこかに連れて行かれてしまう。 急にVIPの生活をするようになったプラブデーヴァは、大喜びする。そして、勘違いしたアヌーパン・ケールの薫陶を受け、会社経営を任される。プラブデーヴァは、戸惑いながらも真実を言い出す機会を見つけ出せず、逆にアヌーパン・ケールの期待の応えるように頑張る。その結果、会社は、あっという間に上昇気流に乗る。それと共に、結婚相手として紹介されたシムランは、プラブデーヴァを心から愛するようになる。 その一方で、アッバスとランバーは、チェンナイから遠く離れた軍の演習場に着いていた。何とそこは、ミャンマー国境のミゾラムだった。ことの次第を知ったアッバスは、自分の力だけで、チェンナイに戻ろうとするものの、自分ひとりの力では戻れないことを悟り、ランバーとふたりで戻ることにする。そして、そこに、一人の親切なタミル人がおり、彼の助力のお陰でやっとチェンナイに戻ることができる。その中で、アッバスとランバーは愛し合うようになる。 アッバス達は、チェンナイにどうにか辿り着く。その時、道路が渋滞していたので、アッバスが原因を確認しに行くと、プラブデーヴァの車が故障していた。その故障を、アッバス直ぐに直してやり、プラブデーヴァは、ひとかたならない縁を感じつつ、名刺を渡す。アッバスは、その足でランバーと共に、マニヴァンナンの所に行く。アッバスとプラブデーヴァの関係を知ったマニヴァンナンは、困惑しアッバスとプラブデーヴァとを近づけないように画策する。しかしアッバスは、とうとう、本来自分がおさまるべき会社の場所を突き止める。 その頃、プラブデーヴァは、現在のVIPの生活がいつまでも続くようにお寺にお参りしていた。そのお寺には、アッバスの会社が見つかるようにお参りに来ていたランバーがいた。ふたりは、そこで再会し、プラブデーヴァはランバーを会社へと連れて行く。ことの次第を知ったランバーは、ショックを受けひとり出て行く。丁度その時、アッバスも会社に辿り着いており、プラブデーヴァと再会する。しかし、プラブデーヴァが、自分に成り代わって会社の社長の座に着いていることを知り、黙り込んでしまう。 何も知らない、プラブデーヴァは、アッバスを心から信頼できる親友だとして、ことの真実をすべて洗いざらい話す。しかし、アッバスを連れてマニヴァンナンとランバーの所に訪れた時、実はアッバスが本物のアッバスだということを知る。愕然としたプラブデーヴァは、アヌーパン・ケールにことの真実を話す決心をする。プラブデーヴァとアッバスの下にアヌーパン・ケールが訪れプラブデーヴァが話そうとする前に、アヌーパン・ケールは、会社がインドの最優秀企業賞を獲得したことを大喜びで話す。その様子を見ていたアッバスは、たとえ自分が社長になっていてもそこまで、会社を成長させることが出来なかったと思うのと同時に、プラブデーヴァの真摯な態度に彼を許すことにする。そして、自分がアッバスの友人のプラブデーヴァとアヌーパン・ケールに自己紹介する。 アッバスの行為に心から申し訳なく思うものの、逆にそのことで二人の結束はより一層強くなる。そして、アッバスとランバー、プラブデーヴァとシムランのカップルの交際は、順調に進む。その一方で、未だにしつこく追い続けるラーミ・レッディの一味の襲撃も、ふたりで力を合わせて撃退する。そしてとうとう、プラブデーヴァとシムランは、結婚することになる。しかし、その結婚式場にアッバスの実の兄のプラカシュラージが訪れる……。 |
【コメント】
| 監督と音楽は、この作品がデビュー作。そのこともあってか、未完成で詰めの甘い所がないわけではないものの、それ以上に生き生きと弾ける若々しさ、清々しい勢いに溢れた作品。シムランもこれがタミル映画デビュー作で、かなりポッチャリ。プラブデーヴァ、ランバーを筆頭に踊りの上手い出演陣だけに、音楽とダンスシーンは、非常に素晴らしい。 |
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