Veerapandiya Kattabomman

Sivaji Ganesan, Gemini Ganesan B.R.Panthulu G.Ramanathan
Padmini, S.Varalakshmi 1959

  

  

  


【ストーリー】

 時は、18世紀。タミル・ナードウの小国の王であった、シヴァージ・ガネーサン(カッタボンマン)は、善政をひいているマハラジャである。彼は、人々の生活の中にも、積極的に顔を出し、そのことでも、人々から非常に愛されていた。臣下たちも、勇敢で、彼の手足となって仕えていた。その中でも特に勇敢な臣下であった、ジェミニ・ガネーサンは、パドミニと愛し合うようになる。しかし、その密会のところをシヴァージに見つかってしまう。しかし、シヴァージは、咎めるとなく、逆に彼らを祝福するのであった。その幸せな彼の国に、イギリスの支配の手が忍び寄る。

 イギリスは、シヴァージと敵対する国のマハラジャと手を結び、シヴァージの国を占領しようとする。彼らは、策略によって、シヴァージをおびき出し、捕まえようとする。しかし、シヴァージは、その場から、逃げることに成功し、イギリスと戦うことを決意する。その戦いへと、話が進む中で、ジェミニ・ガネーサンとパドミニの結婚式も執り行われてゆく。

 シヴァージは、イギリスからの交渉なども蹴り、やがて、全面的な決戦へと状況は進んでゆく。その最初の対決では、イギリス軍を追い返し、勝利を収める。しかし、その戦いの中で、ジェミニ・ガネーサンは、命を落としてしまう。

 イギリスの猛攻撃は、続く。シヴァージたちの軍も奮闘するものの、やがて劣勢となる。その中で、シヴァージの娘も、病気のため死んでしまう。悲しみにくれながらも、シヴァージたちは、戦う。しかし、シヴァージ自身も、深手を負って、敗走し、国は、占領されてしまったのであった。

 戦闘の後、落ち延びたシヴァージたちは、影無者などを使って、起死回生のチャンスを伺う。その落ち延びてゆく中でも、国の人々は、彼のことを慕いかくまう。しかし、やがて、イギリス軍に捉えられてしまう。捕まった後、彼は、イギリス軍の将校と、最後の対峙をする。その中でも、彼は、誇りを失うことなく、堂々と、イギリス軍の卑劣さを語る。そこまで、誇り高く、国民に慕われていた彼の抵抗も、そこまでであった。やがて、彼は、絞首刑と処せられ、威厳を持って、その刑を受け入れたのであった。


【コメント】

 シヴァージ・ガネーサンの英雄的映画の代表作として名高い映画である。実際、イギリス統治と、タミル人の誇りを頭に入れて見たとしたならば、非常に説得力のある、パッションのある映画である。現地の人達にとっては、これほど、心を打つものもないものと思われる。しかしいかんせん、日本人としては、その背景を、肌身に染みて感じて、見ることは難しいかもしれない。

 しかし、シヴァージの演技の迫力は、圧倒的なもの。将に、マハラジャの威厳と、誇り高さは、これ以外ないと思わせるだけの説得力がある。実際、この時代のタミル映画としては、相当な予算をつぎ込んで作成されたことが良く解る映画で、出演している俳優・監督、この映画に関係した全ての人達の熱い思いが感じられる作品である。




Home Top Shop


※ 当サイトは、左フレームでページの分類をしております。『ロボット検索』等から直接こちらのページにいらっしゃった方は、《 Home 》クリックして頂ければ、新規にフレーム付きのトップ・ページが開きます。《 Top 》をクリックしても、フレーム付きのページは開きませんのでご注意ください。