Velaikkaran
| Rajinikanth, Sarath Babu, Nazzer, Sentil, V.K.Ramasami | S.P.Muthuraman | Ilaiyaraja |
| Amala, K.R.Vijaya, Pallavi | 1987 |




【ストーリー】
| ラジニは、ホテル支配人の右腕の父親と、支配人を心から尊敬しているK.R.ヴィジャヤの息子だった。しかし、支配人とラジニの父親は、資産の乗っ取りを目論むホテル支配人の従兄弟によって殺されてしまう。その急襲の前に支配人は、自分たちに危険が及んでいることから、財産をK.R.ヴィジャヤに譲渡していた。その恩と夫の今際の言葉を聞いて、自分の子供よりもまず先に、支配人の息子のサラット・バーブを助ける。しかし自らの子供をほったらかして、他人の子供を助けたことに対し、義理の父親は怒ってしまい、K.R.ヴィジャヤの実の息子であるラジニを彼女から取り上げ、二度と会うことがないように言い渡すのであった。そして、K.R.ヴィジャヤは、サラット・バーブを育てることになるものの、敵であった、支配人の従兄弟は事故で死んでしまう。 やがて大人に育ったラジニは、田舎から仕事を探しにマドラスへやってくる。しかしラジニは、泥棒にあって手持ちのお金など全部なくなってしまう。それでもどうにか、幼友達のセンティルの家に転がり込むこととなる。そのセンティルの紹介で、サラット・バーブがオーナーを務めるホテルで働くこととなる。そしてラジニは、ホテルの仕事を指導してくれるアマラと出会う。ラジニとアマラは、一目で恋に落ちてしまう。 しかし、そのホテルでは、再び、ラジニの父親を殺した悪人の従兄弟と、その息子のナゼールが、ホテル乗っ取りを画策していた。ナゼール達は、海外にいるサラット・バーブを暗殺しようとする。しかしサラット・バーブは、命を助かるものの、ナゼール達は、手下たちにわざと、その暗殺がK.R.ヴィジャヤからのものだとのメモを持たしていた。そのメモを見るのと同時に、K.R.ヴィジャヤが自分の実の母親でないことを知ったサラット・バーブは、K.R.ヴィジャヤに反発し、彼女が嫌がる行動ばかり取るようになる。 ナゼール達は、再びK.R.ヴィジャヤを貶める罠を仕掛ける。ホテルで行われたサラットバーブの誕生パーティーにK.R.ヴィジャヤが準備したケーキに毒を盛る。そのため、ケーキを途中で食べてしまった犬が死んでしまう。それを見て、サラットバーブは、完全にK.R.ヴィジャヤが自分の財産むを奪うために暗殺しようとしているのだと信じ込んでしまう。その一方で、サラットバーブは、直言居士のラジニを心から信頼するようになる。 サラット・バーブからも順調に仕事を覚えて行ったラジニは、積極的にアマラにアプローチする。しかしアマラには大事な男性がいた。それに対し、ラジニは、嫉妬するものの、それが盲目の兄であることを知りホッとする。それだけ家族を大事にする女性であることを知り余計にアマラのことを好きになる。そして二人は、順調に交際を続けていくのであった。 そのラジニの働くホテルに、ラジニの育ての親でお爺さんのV.K.ラーマサーミが変装して宿泊しに来る。ラジニの働く様子を探りに来るためであった。ラジニは、一目でその変装を見破る。ラーマサーミは、それでも嘘を続けるために、わざと悪ぶった行動をとる。それに対しラジニは、「俺の親父は、絶対にそんなことはしない!」と罵る。そして今度は、次分が悪ぶった芝居をして、ラーマサーミを怒らせとうとう正体をばらすのに成功する。そしてラーマサーミは、ラジニとアマラが愛し合っていることを知って二人を祝福する。 ナゼール達は、なかなか作戦が上手く行かないため、次の罠を仕掛ける。踊り子のパッラヴィの弱みを握って、サラット・バーブをおびき出し暗殺しようとする。しかし、サラット・バーブが襲われているところに、ラジニが駆けつけ、敵を追い払う。サラット・バーブは、パッラヴィに事情と黒幕が誰かを問い質す。しかし、ナゼール達は、その時のため、わざと女性の声で彼女を脅していた。そのため、サラット・バーブは、黒幕がK.R.ヴィジャヤだと確信する。 家に戻ったサラット・バーブは、K.R.ヴィジャヤを罵る。そして彼女が実の母親でないことを知っていると話す。それに対し、K.R.ヴィジャヤは、涙ながらに出生の真実を語る。それを影で聞いていたラジニは、K.R.ヴィジャヤが自分の実の母親であることを知る。そのことで、ラジニは、K.R.ヴィジャヤとサラット・バーブが、仲を取り戻させる決意をする。 サラット・バーブは、K.R.ヴィジャヤに反発しホテルを売却しようとするが、ラジニの機転でその売却話は、流れてしまう。そしてラジニは、ナゼールにサラット・バーブを追い出し、資産を山分けしようとわざと話しを持ちかける。しかし、狡賢さでは一枚上のナゼールは、そのラジニの声を録音しており、サラット・バーブに聞かせる。そのことで、ラジニは、サラット・バーブの信頼を失ってしまう。それと共に、そのことを知ったK.R.ヴィジャヤは、宿泊客の面前でラジニを叩こうとする。それを、ラーマサーミが止め、K.R.ヴィジャヤは、ラジニが実の息子であることを知る。 ナゼール達は、業を煮やしとうとう、直接的行動に出て、資産を奪い取ろうとする。まずは、アマラを捕まえて利用しようとするが、ラジニが駆けつけ彼女を助けようとする。しかしラジニも、ナゼールの放った銃弾の前に倒れてしまうのであった。 |
【コメント】
| ラジニの軽快な特性が生かされたエンターテイメント作品。アクション・シーンは、実に馬鹿馬鹿しくて楽しめる。センティルの活躍も見所で、ラジニとの絡みはいつもと同様素晴らしい。ヒロイン役のアマラも、出番が非常に多いとは言えないが、アクションシーンもこなし十二分に作品に花を添えている。イライヤラージャの音楽も良く、屈託なく楽しめる良作。 |
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