Vetri Kodi Kattu
| Parthiban, Murali, Chalrie, Ramesh Kanna, Vadivelu, Anandraj, Rajiv | Cheran | Deva |
| Meena, Malavika, Manorama | 2000 |



【ストーリー】
| ミーナーは、両親の反対する結婚をしようとしていた。相手は、貧しいパールティバンだった。二人は心から愛し合い、ミーナーは、両親の反対を押し切り結婚する。そして、最後まで結婚を認めなかった両親との縁を切る。そして、パールティバンは、一肌あげるために、持ち金のほとんどをはたいて、ドゥバイにいくことにする。 チェンナイでは、出国の手続き代行の会社があった。責任者は、アナンドラージで、就労ヴィザや、ドゥバイに行くまでの切符の手配をしていた。会社には、ドゥバイに行き、一肌あげようと、多くの人々が訪れていた。その中には、故郷に残したマノラマを思いながら出発を待つムラーリなどがいた。手続きを終え、皆出発を待つだけになるものの、出発する気配がいつになっても訪れない。 実は、その会社のやっていたのは、詐欺であった。高額な価格を吹っかけ、アナンダラージは、書類を偽造し、自らは、集めた金を持ち逃げしていた。残されたドゥバイ行きを夢見ていた人々は、偽造書類所持の疑いで、警察に拘置される。しかし、警察署長の、ラジブの計らいで、釈放される。しかし、彼らの手元には、1銭も戻っていないのであった。 仲良くなっていたパールティバンとムラーリは、打ちひしがれていた。パールティバンは、このままミーナーの下に帰ると、両親に啖呵を切っていたミーナーがショックで倒れてしまうだろうと心配する。ムラーリは、母親のマノラマがショックで倒れてしまうだろうと心配する。そこで二人は、パールティバンはムラーリの家に、ムラーリはパールティバンの家に行き、相手がドゥバイで元気にやっていると伝え、互いの家に居候することにする。 二人は、互いに話には聞いていたものの、訪ねた先の家が酷く貧しいことにショックを受ける。そして、その頼みの綱として、二人は共に家から送り出されたことを痛感する。二人は、共に互いの家で何か手助けできないかと思い、自分自身の家族と、これからの身の振り方を考えるのであった。 そんな時、ミーナーが倒れる。ミーナーは、妊娠していたのであった。そのことを伝えるため、非常手段で、ムラーリは、パールティバンのところへ《国際》電話をかける。パールティバンは、大喜びするものの、ドゥバイにいることになっているため、帰ることができないのであった。そしてマノラマ達を始めとする家族を心配しているムラーリも手紙を出す。マノラマ達も、その手紙をパールティバンに読んでもらい大喜びするのであった。 夫の活躍、息子の活躍を知って、ミーナーとマノラマは、ムルガン神の寺院にお参りをすることにする。すると、二組の家族は、同じ日に鉢合わせてしまう。パールティバンとムラーリは、お互いの存在に気が付き、家族にばれないように右往左往する。そして、二人は相談して、自分の家族を互いに遠くから見つめることにする。しかし、そこで目にしたのは、自分のために、苦行しているミーナーと、剃髪するマノラマであった。パールティバンとムラーリは、遠くでその様子を見ながら、我が身を呪い嘆く。そして、二人は、この苦痛が良き事に繋がるようにムルガン神に祈るのであった。 二人は、それ以降一念発起して、仕事を始めることにする。パールティバンは、知り合いになっていたヴァーディヴェールを保証人に立て、資金を借り入れ、ミルク屋を始める。ムラーリは、全ての事情を聞いたラメーシュ・カンナとレストランを始める。そして、二人の事業は、順調に軌道に乗り始める。 ムラーリの妹は、村の青年と恋仲になっていた。パールティバンは、その二人を結びつける。そして、二人が結婚することをムラーリに《国際》電話する。ムラーリは、大切な妹の結婚式に出席したいと望むものの、まだドゥバイにいることになっている身では、どうすることもできなかった。 ある日、ムラーリの実家に一人の男が尋ねてくる。パールティバンとムラーリと同様に、詐欺に引っかかったチャーリーだった。チャーリーは、ムラーリを頼りに尋ねてきたのであった。チャーリーが家を訪れたとき、あいにく、パールティバンはそこにいなかった。その事で、マノラマたちに、パールティバンとムラーリの嘘がばれそうになる。しかし、ギリギリでパールティバンが戻ってきて事なきを得る。そしてチャーリーは、ムラーリの実家でもてなしを受け、再び、チェンナイに戻ることにするのであった。 二人の事業はあっという間に大成功していっていた。ムラーリの始めたレストランも、大規模なレストランとなり、パールティバンのミルク屋も多くの従業員を抱えるようになっていっていた。その中で、パールティバンの妹のマラヴィカは、ムラーリのことを愛するようになっていた。それに対し、ムラーリも悪い感情は持っていなかった。しかし、二人がいちゃついているところをミーナーが目撃してしまう。パールティバンがいない今、彼の妹達の責任をとらなければならないのはミーナーであった。そのためミーナーは、激怒し、ムラーリを家へ立ち入り禁止にする。 しかし、その夜ミーナーは、御産が始まる。ミーナーたちの家族は、直ぐにムラーリとラメーシュ・カンナを呼び、二人はミーナーを病院に運ぶ。そして、ムラーリは、パールティバンに《国際》電話する。パールティバンは、ミーナー状態が危ないことを聞きいても立ってもいられず、病院へと向かう。そして、ミーナーは、無事に出産し、パールティバンも、ミーナーが寝ているとき、子供とミーナーを見舞い、ほっとするのであった。 丁度そのとき、チャーリーは、自分たちを騙したアナンダラージを見つける。そして、彼を捕まえようとするものの、逆に手下に企みがばれ、襲われてしまう。しかしそこに、ムルガン神にお参りをしに、ムラーリとパールティバンが来ていた。チャーリーは、重傷をおいながら、彼らにアナンダラージの居場所を教える。 そのことを聞いたパールティバンとムラーリは、直ぐにアナンダラージのところに向かい、彼を捕まえ、警察に突き出す。それに対し、警察は、取調べに消極的な態度を見せたものの、ラジブが責任者であることを知って皆は安心して捜査を委ねる。そして、そこに、二人の家族全員が駆けつけ、事実を知るのであった。 二人の家族は、二人を責めることなく再会を喜び、皆でパールティバンの実家に向かう。やがて、ムラーリたちの家族は実家に戻ることになる。しかしそこで、愛し合うようになっていたムラーリとマラヴィカの結婚することが決まり、ハッピーエンドとなるのであった。 |
【コメント】
| 軽いタッチでコメディ的な要素もあるものの、ペーソスとしっかりした主張の視点が保持されているのが、チェーラン監督らしいところ。登場人物が多いものの、全員の持ち味が出されており、パールティバンとムラーリの両者とも、バランス良く並び立っている。デーヴァの音楽は、非常に良い。特に、最後のダンス・シーンは、音楽もダンスも共に秀逸な絡みを見せる。 |
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