Allari Premikudu

Jagapathi Babu, Bramhanandam K.Raghavendra Rao M.M.Keeravani
Rambha, Soundarya, Kanchana, Ramya Krishnan 1994

   

   

   


【ストーリー】

 ブラフマーナンダムは、ビルから飛び降りようとしているジャガパッティ・バーブを見つけ、飛び降りるのを辞めさせるために、警察と大臣を呼ぶ。大臣は、人気をえるチャンスとばかりに、マスコミを呼び大勢の前で、彼を説得する。ジャガパッティ・バーブは、大臣の呼びかけに応じて、飛び降りるのを辞める。そして、そのことで、彼は大臣からまんまとお金をせしめるのであった。

 実はジャガパッティ・バーブは、ブラフマーナンダムとグルの、シタール奏者であった。お金をせしめたジャガパッティ・バーブは、調子に乗って悪友と賭けをする。それは、他の女性に知られることなく、三人の女声から愛の告白を受けることができるかどうかというものであった。

 その女性は、次の三人であった。@気の強いお金持ちの娘のランバー。A女性警官で生真面目なサウンダリヤ。B教団の生き女神のカンチャナ。彼はその賭けに乗る。

 ジャガパッティ・バーブは、ブラフマーナンダムと共謀して、ランバーを落とすことにする。学生のランバーは、大学の女番長だった。しかし彼女の好みは、インテリジェンスのある気品のある男性だった。ジャガパッティ・バーブは、彼女の好みの男性に成りすまし、あっという間に、ランバーの心を掴む。

 次に、サウンダリヤの腕白な弟を誘拐させ、それを救出することで、近づこうとする。作戦はまんまとはまり、サウンダリヤも彼のことを好きになる。

 今度は、ジャガパッティ・バーブは、カンチャナに近づく。彼は、カンチャナの耳元で、甘い愛の囁きをする。女神としての役回りに、そろそろ飽き飽きしていたカンチャナは、その言葉でうっとりとなってしまう。

 ジャガパッティ・バーブは、より親密になろうと彼女たちに近づく。しかしサウンダリヤの弟は、彼が、犯人にお金を渡しているのを見ていた。そのことをサウンダリヤに話し、彼女は、ジャガパッティ・バーブを連行する。しかしジャガパッティ・バーブは、拷問を受けながらも、それは冗談だった言い張り、サウンダリヤには『愛している!』と言う。愛の言葉など受けたことのなかったサウンダリヤは、それだけでメロメロになってしまい、結局彼のことを好きになってしまう。

 ジャガパッティ・バーブは、ランバーの家に挨拶しに行くことにする。しかし、その場所は、サウンダリヤの管轄の地域であった。運悪く、その家に巡回に彼女がやってきて、ジャガパッティ・バーブは逃げ回る。どうにか、その場をやり過ごし、ランバーとはより一層親密になる。

 カンチャナに対しては、ブラフマーナンダムと結託する。彼女が沐浴をしている時に、ブラフマーナンダムが彼女を引っ張り溺れさせ、ジャガパッティ・バーブが助ける。作戦は見事に成功する。

 ジャガパッティ・バーブがブラフマーナンダムとそれらのことを話しているところをランバーは聞いてしまう。そこで、知り合いの用心棒に彼をやっつけてもらうことにする。しかし、逆に用心棒は、彼女を襲おうとする。それをジャガパッティ・バーブは、必死になって助ける。その姿を見て、再び彼のことを愛するようになる。

 場所は変わって、ある家で、老人が死にそうになっていた。その老人は、自分の遺産についての遺言を残して死んでしまう。その家には、暴力沙汰ばかり起している息子がいた。その息子は、遺言が自分に財産が贈与られないのを知って、遺産管財人を殺し、財産全てをせしめようと考える。そしてその息子の悪い仲間が、カンチャナの教団の責任者だった。

 ジャガパッティ・バーブのチャレンジは、上手くいっていた。そして、悪友の前で、三人の女性の口から『愛している!』との言葉を受けるのを見せる。ランバーも、サウンダリヤも上手くいく。そして、教団を離れあいにいきたいと思っていたカンチャナも上手くいきそうになる。しかしその寸前、彼女は何者かによって殺されてしまう。犯人扱いされる危険を感じたジャガパッティ・バーブは、その場から逃げ去る。

 その事件の捜査の責任者は、サウンダリヤだった。彼女は、直ぐに、実は、ジャガパッティ・バーブが、三人の女性を股にかけていたことを知る。そしてランバーもその事実を知る。一方、その頃ジャガパッティ・バーブは、病院にいた。

 そのジャガパッティ・バーブをサウンダリヤとランバーを発見する。観念したジャガパッティ・バーブは、なぜそのようなことをしたのか、全ての事実を話す。

 ジャガパッティ・バーブは、以前ラムヤ・クリシュナンと結婚していた。その結婚は、ラムヤの父親の反対を押し切ってのものだった。ラムヤは勘当されながらも、幸せな結婚をし、臨月までなっていた。しかし何者かに襲われる。ラムヤは、そのため、女の子の赤ん坊を残して死んでしまう。そしてその赤ん坊は、唖であった。その唖を手術するためにお金が必要なため、やったことなのであった……。


【コメント】

 百花繚乱とはこのこと。ジャガパッティ・バーブを巡り、四人もの女優が、魅力を振り撒いている。ランバー、サウンダリヤ、カンチャナ、ラムヤ。それぞりが持ち味を出し切っていている。サウンダリヤの弟もなかなか精悍。最後の場面は、手に汗握るアクションシーンとなるが、『戦艦ポチョムキン』からの影響も見ることが出来る。



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