Rickshvodu

Chiranjeevi, Bramhanandam Kodi Ramakrishna Koti
Nagma, Soundarya, Manorama 1995

   

   

   


【ストーリー】

 チランジーヴィと母親のマノラマーは、ハイダラバードで働くために田舎から出てくる。チランジーヴィは、地元のヤクザを一蹴し、リクシャーの女ボスのサウンダリヤに紹介される。チランジーヴィは、リクシャーとして働き始める。

 ある日チランジーヴィは、お客を乗せて走っていた。そこに、車が飛び込んできて、客は怪我をし、リクシャーはバラバラになってしまう。チランジーヴィは、轢き逃げした車を探し出すが、その相手は、お金持ちの娘のナグマであった。

 所詮リクシャーとして馬鹿にしているナグマは、彼に対し全く非を認めようとしない。そこでチランジーヴィは、裁判に持ち込むものの、ナグマは裏で手を回して、チランジーヴィは裁判に負けてしまう。

 怒ったチランジーヴィは、車の中にナグマを押し込み連れ去る。しかし途中、山奥で事故を起し、立ち往生してしまう。ナグマは、襲われると怯えるが、チランジーヴィは、彼女に説教するだけで手を出すことなく、家へと返す。しかし、家では、運悪く、ナグマのお見合いの相手が来ていた。チランジーヴィとナグマが一緒に帰ってきたことで、二人の間を怪しまれ、その縁談は破談になってしまう。怒ったナグマは、チランジーヴィと結婚して、復讐しようと決心する。

 ナグマに対しチランジーヴィは、つれない態度であるものの、二人はやがて結婚する。しかし、結婚式の前、マノラマーは、ナグマの父を見かけ、ショックで倒れてしまう。ナグマの父親は、マノラマーにとっての敵役であった。マノラマーは、結婚式に出席できなかったものの、二人は一緒にマノラマーを見舞いに病院に行く。マノラマーは大喜びするものの、ナグマの父が敵であることを知って罵る。ナグマの父は、それに怒り二人の結婚は、破棄されてしまう。

 そのときのショックで、マノラマーは再び病状が重くなり、とうとう、チランジーヴィに自分が育ての母親であって、実の母親が、刑務所に入れられていることを伝え、死んでしまう。そのことを知ったチランジーヴィは、実の母に会いに行くものの、門前払いされてしまう。そこでチランジーヴィは、刑務所に侵入までして母に会いに行く。彼は捕まってしまうものの、親切な看守によって二人は再会する。そして、自らの出生の真実を知るのであった。

 ナグマは、チランジーヴィとの間にせいせいしていたものの、父親は、口封じのために、二人を結婚させようと考え、ひと芝居打つ。それに対しナグマは、チランジーヴィと結婚することにし、二人は結婚する。お嬢様育ちのナグマは、料理を始め何事にも、手間取る。それをサウンダリヤに茶化されながら、それなりに夫婦らしい間柄になっていく。

 チランジーヴィは、母親に再び会いに行く。しかし、彼女は、ナグマの父親によって釈放されていた。危険を感じたチランジーヴィは、ナグマの父親の家に行く。そこには、父親はいなかったものの、チランジーヴィとの生活に耐えかねたナグマがいた。ナグマは、チランジーヴィを罵るものの、チランジーヴィは、事の真相を彼女に教える。

 チランジーヴィの父親は、聖者として人々から尊敬されていた。しかしその土地のザミンダールであったナグマの父親達は、横暴を働いていた。それに対し、怯むことなく、チランジーヴィは(父)は、立ち向かう。そのことで、チランジーヴィ(父)は、刑務所に入れられる。その刑務所に入れられている間に、チランジーヴィ(父)の妹は、ザミンダール達に殺される。釈放され、そのことを知ったチランジーヴィ(父)は、復讐するが、最後にはとうとう、殺されてしまう。その殺された姿を見た彼の妻は、自害しようとする。しかし、お腹の子供を守るために、チランジーヴィ(父)は、息を吹き返し、自害の刃を代わりに受ける。その姿を見たナグマの父親は幸いとばかりに、彼女がチランジーヴィ(父)を殺害したとして、刑務所送りにしていたのであった。

 自分の父親が、それほどまでに汚い人物であることを知ったナグマは、心を入れ替える。しかし、その時、ナグマの父親は、チランジーヴィの母親を、地元に引き連れ、村中のリンチにかけようとしていた。

【コメント】

 軽妙なリクシャー役のチランジーヴィも良いが、後半の聖者役は、非常に良い。ナグマも中々の好演。蓮っ葉なサウンダリヤは、良演ではあるが、いまひとつ乗り切れていない感も。音楽は、非常に充実しており、振り付けも良い。チランジーヴィとナグマのものは、切れ味があって良い。サウンダリヤとの鶏を題材にした奇天烈なダンスシーンも見物。



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